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悩み相談コメント型ブログ

当ブログにて、日頃の悩みや相談事をコメントにて書いて頂ければ解決の術を一緒に探したいと思います。

アンガースケールで感情の制御

極端な怒りを覚えた人は 2 時間以内に心臓発作を起こすリスクが通常よりも 8.5 倍も高まると言われています。 これは、オーストラリア・シドニーの 急性心血管診療所が、心臓発作が確認された300 人以上の患者に、「心臓発作が起こる前の 48 時間に何らかの怒りの感情を経験していたかどうか」について質問し、得られた結果です。
怒りを感じると自律神経が乱れて、心拍数や血圧が上昇。 血流の悪化を招いてしまうのです。 その結果、細胞は栄養不足になり、老廃物や疲労物質は排出されにくくなることも。 怒りは吐きだした方がいいとも言われますが、自律神経が長時間乱れる原因になるので注意が必要です。感情毎に溜まり易い臓器としては、怒り=肝臓、喜び=心(臓)、思い悩む=脾(臓)、悲しみ=肺、恐れる=腎 (臓)であることがわかります。 つまり、長年、怒りの感情ばかりを持ち続けていると、肝臓に不調があらわれやすく、逆に、 肝臓にトラブルがあると、怒りっぽくなってしまうというわけです。
怒りは、身を守るために備わっている感情です。 自分の生命や家族が危険にさらされたり、大切にしている価値観や立場が傷つけられたり、自分の思い通りにならなかったりしたときに、怒りという感情を使って、危険から大切なものを守ろうとするのです。 誰にでもある自然な感情ですから、怒ること自体は悪いことではありません。
怒りの感情は百害あって一利なしという説もあるように、制御できずに喧嘩等のトラブルになってしまえば、警察に捕まって人生を棒に振ることにもつながってしまいます。
堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え。 勝つことばかり知りて、負くること知らざれば害その身にいたる。 これは東照公(家康)の遺訓として伝わっている言葉です。
腹を立てて感情的になることは、人の反感を買い冷静さを失う。 怒りはわが身を滅ぼす敵と思い、慎まねばならないという教訓。ことわざとして伝わっています。
怒りの感情を悟り、制御できれば、年齢を超越して人格もより向上するように思います。
怒りの感情を数値化することによって、一時的に自らを客観視することで冷静さを取り戻すアンガースケールというのがあります。参考動画を貼ります。






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